海外旅行に出かける際の注意点――治安

海外旅行に出かける日本人は、年間１７００万人以上にも上っています。
海外旅行に出かける際の注意点として、まず「治安」が挙げられるますが、見知らぬ異国の地で犯罪に巻き込まれないためにも、事前にしっかりとした安全対策をしておくことです。
東南アジアや中米などの諸外国には、日本と違って生活水準が低く貧困な国も多くあって、そのため治安の非常に悪い危険な場所もたくさんあります。日本人ように治安のいい国で育った人たちは、外国に行っても警戒心が薄いため隙があるので、スリなどのターゲットにされることが多いのです。

海外旅行で、置き引きやスリといった窃盗による犯罪被害に遭う日本人観光客が最も多いのです。レストラなどで、手荷物などから手を離して置いた隙を狙われ持ち去られることが多いのですが、恐いことに睡眠薬を飲まされ窃盗など被害に遭う場合もあります。
この他にも、海外旅行先のバーや飲食店で法外の多額な金銭をぼったくられたり、麻薬犯罪者に巻き込まれるなど、その手口や犯罪被害の例を挙げればきりがありません。

海外旅行に出かける際の注意点はまず「治安」についてで、観光では特に「どういう犯罪に遭うかもしれない」という緊張感を常に持って、行動したいものです。

また、万が一被害にあった場合に備えて、速やかに海外旅行保険の適用を受けられるように準備しておくとよいでしょう。