マイル（マイレージ）のメリットとデメリット

海外への渡航や国内旅行等で航空機を頻繁に利用する場合は、通称「マイル」つまり「マイレージ」（あるいは）」の会員（正確にはＦＦＰ会員といいます）になっておくと大変便利です。

「マイル」というのは、一般のデパートやスーパーマーケットで行っているポイント制のようなものですが、支払った金額ではなく乗った飛行機の渡航距離に応じてポイントがもらえるので、そのたまったポイント数に応じて航空会社から特別のサービスが受けられるという制度です。
「マイル」でポイントが沢山たまれば、商品や近距離の無料航空券とも交換できます。（遠距離の航空券と交換するには相当ポイントをためなければなりませんので．．．．）

また「マイル」会員になっているだけでも、会員限定でいろいろなサービスを受けることができ便利です。
「マイル」会員は、一般客とは別の窓口で優先的にスピーディーに手続きを済ませることができ、また、専用のラウンジなどを利用することができるのです。また、「マイル」については、各航空会社間で提携している制度なので、「マイル」の提携会社の飛行機を利用するときもポイントが加算されていくことになります。

ただし、「マイル」にも一つだけ弱点があるとすれば、それは有効期限があるということです。ポイントが一定の点数に達しても、その期限内にサービスを受けないと、期限切れになりせっかくためたポイントがすべて無効となりますから有効期限には注意を払いましょう。

航空券購入、飛行機搭乗の際の注意点（海外版）

海外旅行で飛行機に搭乗する前に、注意すべき点はいくつもありますが、その一つとして手荷物に危険物または、危険物とみなされるような持ち物を入れないということがあります。
関西国際空港を例にとると、以下のようなセキュリティーチェックが行われています。
まず、空港でチェックインする前、預かり用の手荷物検査の時点で以下のようなものは必ずはじかれこれらを持って搭乗することができません。

１．マッチなどの可燃性物質類、
２．ライター、ライターの詰め替え用ガス、カセットコンロ用ガスなどの高圧ガス類、
３．ライター用燃料やペイント類などの引火性のある液体
４．漂白剤などの酸化性物質や薬品
５．花火、クラッカーといった火薬類
６．クロロホルムなどの毒物類
７．バッテリー、水銀などの腐食性物質
８．放射性物質
９．その他有害物質　などなど

特にアメリカヘノ就航便については、ライターが禁止になっていますので、うっかり喫煙者が持ち込まないよう注意が必要です。
また、はさみやカミソリといった刃物類などは、機内への持ち込みは不可で、窓口に預けるか機内には持ち込まない荷物の中に入れておくことになります。
チェックイン後も、ハイジャック防止のための検査がありますから、この時点でで刃物類などの危険物が見つかれば、それを放棄することを要求されます。
飛行機搭乗をスムーズにするためにも自分の荷物は事前にチェックしておくなどして十分に注意しましょう。

海外旅行に出かける際の注意点――治安

海外旅行に出かける日本人は、年間１７００万人以上にも上っています。
海外旅行に出かける際の注意点として、まず「治安」が挙げられるますが、見知らぬ異国の地で犯罪に巻き込まれないためにも、事前にしっかりとした安全対策をしておくことです。
東南アジアや中米などの諸外国には、日本と違って生活水準が低く貧困な国も多くあって、そのため治安の非常に悪い危険な場所もたくさんあります。日本人ように治安のいい国で育った人たちは、外国に行っても警戒心が薄いため隙があるので、スリなどのターゲットにされることが多いのです。

海外旅行で、置き引きやスリといった窃盗による犯罪被害に遭う日本人観光客が最も多いのです。レストラなどで、手荷物などから手を離して置いた隙を狙われ持ち去られることが多いのですが、恐いことに睡眠薬を飲まされ窃盗など被害に遭う場合もあります。
この他にも、海外旅行先のバーや飲食店で法外の多額な金銭をぼったくられたり、麻薬犯罪者に巻き込まれるなど、その手口や犯罪被害の例を挙げればきりがありません。

海外旅行に出かける際の注意点はまず「治安」についてで、観光では特に「どういう犯罪に遭うかもしれない」という緊張感を常に持って、行動したいものです。

また、万が一被害にあった場合に備えて、速やかに海外旅行保険の適用を受けられるように準備しておくとよいでしょう。

国内航空券を買う方法

国内航空券を手に入れる為には、通常電話やインターネットの通信機能を使って、または、旅行会社やJRのみどりの窓口などを通じても購入する方法があります。　
しかし、国内航空券を手配する時に、一番便利なのはやはりインターネットのようです。

各航空会社のWebサイトにアクセスすると、まず、たいていはトップページに電車などと同様に出発地や到着地、出発日時などの選択肢が表示されていますので自分が予約したい日や時間などを入力し空席状況を確認します。そして、空席状況を確認できたら、さらに必要な情報を入力して、航空チケットを予約することができます。
国内航空券をネット上から予約し購入した場合、支払いをクレジットカードで済ませば、その飛行機に乗る当日まで航空券は必要ありません。
なぜなら、予約した飛行機に搭乗する当日、空港でチェックイン機にそのクレジットカードを入れれば、チケットが自動的に出てくるからです。これを、「チケットレスシステム」といって、航空会社にとっては手間が省けるため、他の買い方に比べ運賃が２％位割引かれることが一般的となっています。
また、国内航空券を予約した後でも,日時を変更することは搭乗する前であれば、ほとんどの場合可能です。再度、航空会社のWebサイトから、予約番号を入力し、出発地、到着地、出発日時を選択すれば、予約変更ができるのです。
国内航空券の予約変更がネット上からうまく操作できなかったら、お問い合わせ窓口に電話して変更することもできます。

海外旅行の人気上位の国

海外旅行の人気国は、トップがアメリカで、続いてタイ、イタリア、フランス、ドイツという順になっています。
では、海外旅行の人気国２位から5位までの４つの国タイ、イタリア、フランス、ドイツについて簡単にご紹介してみましょう。
まず２位タイにはリゾートで人気のプーケット、それからバンコクやチェンマイ、バタヤ、サムイといった観光地などがあり、それぞれの自然の素晴らしさのほかにも、独特のエキゾチックなムードや文化を楽しむことができます。
３位イタリアでは、映画で有名なローマや水の都ヴェニス、ミラノにフィレンツェなどといった伝統ある古代都市がそのまま残っているところが多く、それぞれに歴史を感じさせる美しい都市として旅の情緒を堪能させてくれます。
４位フランスは、何と言っても首都のパリがいいでしょう。凱旋門やエッフェル塔、オペラ座など歴史的な建造物のほか、世界的にファッションの発信地でもあるのでショッピングやグルメなども十分に楽しむことができ、古いものと新しいものが同居して魅力のつきない観光都市です。

最後５位のドイツにももちろん、すばらしい観光スポットがたくさんあります。
ドイツのミュンヘンにベルリン、フランクフルトやケルンなどの主要都市では、今でも中世の町並みや古城といった観光名所が至る所にあって、まるで中世の時代にタイムスリップしたような感覚さえ覚えるような魅力があります。